夏に外で毛虫に刺されたときの対処方法!

突然ですが、昨日、数十年ぶりに毛虫に刺されました。この時、素早く適切な対処ができたことと、幸いにも近くに薬局があったので薬剤師の人に状況を説明し、もっとも早く効果がある虫刺され用の塗り薬についてアドバイスをもらい、買うことができたので翌朝(今朝)は、ほぼ完治していました。この経験から、夏は外で遊ぶ機会が多いと思うので、そのときに毛虫に万一刺された場合の対処方法について、個人的な経験を交えながら紹介していきます。

対処法(概要)

刺された人は自分の経験からも対処法をすぐに知りたいと思うので、先に箇条書きで対処方法を記載します。この5ステップをできる限り迅速に行ってください。

①毛虫を体からすぐに離す(デコピンで)
②患部に刺さった毛虫の毛をつまんで抜き取る
③患部を水で洗う
④薬局で塗り薬を買って塗る(肌が弱い人は選ぶ薬を注意する)
⑤かゆみが出ても掻かない

昨日の状況をお伝えすると、まずパワースポットとしても有名な神社に参拝したあと、そこからさらに階段を数百段上がったところにある祭場に参拝しました。そこからさらに少し先に進んだ所にある木々がまばらに林立する平地があり、上から木漏れ日が差し込む幻想的な雰囲気の場所なのですが、そこでしばらくその空気に浸っていました。するといきなり、左後頭部に何かが触れた感じがしたので、上から葉っぱでも落ちてきたのかなと思ってさっとそのあたりを手で軽く払いました。その数秒後にそこから数センチ離れた首筋のところに「ジカッ」という痛みが走ったので「イタッ」と思わず声を上げてその痛みが走ったところを手で払いました。すると近くにいた家族が「毛虫!」と叫ぶので、動揺して「どこどこ、早く取って!」と思わず声を上げてしまったのですが、指さされた方を見ると自分の右胸のあたりに毛虫がへばりついていました。

対処法(詳細)

①毛虫を体からすぐに離す
すかさずデコピンをして毛虫を付着部分から分離させました。この時手袋も何もしていない素手だったのですが、毛虫を体から離す時に指で触らなくてよかったと思います。毛虫がいきなり体に付いているとかなり焦りますが、無意識のうちにデコピンをしたのがよかったと思います。デコピンであれば爪の表面の硬い部分しか毛虫に触れることがないので、毛が刺さり更にダメージを重ねるということを避けることができます。

②患部に刺さった毛虫の毛をつまんで抜き取る
毛虫に刺された箇所は、数秒毎に鋭い痛みがくるのでこれは早く対処した方が良いと思い、急いで下山しました。とにかく明るい所に移動する必要があったので。そして神社の境内についたところで患部が首の後ろで見えなかったこともあり、家族に写メで取ってもらいました。写メを見ると細長い楕円形に赤く腫れていました。まさに毛虫がそこにいたんだろうなという形です。そこで家族に赤くなっている部分を毛を抜くイメージで何度か軽く指でつまんでもらいました。毛虫の毛はとても細く肉眼で確認するのは難しいので、あくまでイメージしながらという感じです。毛虫の毛が見えないからといってここでむやみに焦る方が良く無いので。そして見えないからといってあまり強くつままないことです。

③患部を水で洗う
神社には参拝前に手や口をすすぐ手水舎がありますのでそこで毛虫に刺されて赤くなっている場所を3〜4回洗い流しました。

④薬局で薬を買って塗る
グーグルマップで確認すると車で15分の所に大手の薬局があったので、先にそこに電話をし、毛虫に刺されたことを伝え、効果のある薬が置いてあるかを確認し、「あります」という回答だったので、車で向かいました。
そこで薬剤師さんもいらっしゃったので、患部を見せて状況を説明し、効果のある薬を教えてもらいました。ここで注意点としては、薬剤師さんも仰られていましたが、自分の皮膚(肌)が強いかどうかで薬が変わってくるそうでう。皮膚が弱い(アレルギーが出やすい)とステロイドが入った薬だと肌が荒れるらしいので、ご自身の状況を正確に薬剤師さんに伝えてください。そして買った塗り薬をすぐに患部に塗りました。昨日は時間を空けて3回程度塗りました。

⑤かゆみが出ても掻かない
これは薬局で薬剤師さんからも注意されましたが、かゆみが出てもできるだけ患部を掻かないようにしてください。かゆみがひどい場合は患部に薬を塗った後にガーゼ等で覆っても良いかもしれません。毛虫に刺された時の2次災害といっても過言では無いですが、患部を掻くことによってとびひし、湿疹箇所が広がります。なのでこの部分は特に注意してください。

 

 

 

 

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