日本古来の衣で涼を得る!

日本古来の衣類には様々な工夫がされています。浴衣やさらし、雪駄、暑い夏にはそれ相応の軽装で過ごすのが自然の摂理に沿った最も合理的な方法です。しかし、ビジネスでお客様に会うことになると、さすがに浴衣や雪駄で行くわけには行きません。しかし、今でも日本古来の「あるもの」が独自の進化を遂げて、ビジネスの現場でも使えるものとして活躍してくれます。その「あるもの」とは、ズバリ「ステテコ」です。ということで、本日はステテコの効能について実体験を踏まえて紹介したいと思います。

ステテコとは?

特に若いビジネスマンにおすすめしたいのがこのステテコです。年齢が上の層(50代前半から上の層)のビジネスマンはこのステテコをあたり前のように利用している方が意外と多いのです。個人的な経験を振り返ってみると、以前真夏の暑い時期にビジネスパートナー(50代前半)の方と車の中で信号待ちをしていたときのことです、車の中にいて冷房を効かせていても太陽の直射日光のあまりの強さにジリジリと膝が低音やけどしているような感覚になってきました。それでふと隣に座っているビジネスパートナーの方に「この直射日光の暑さは異常ですね?膝がやけどしそうですね?」と同意を求めながらその方の顔をみると、何事もないように涼しい顔をされていました。その方は少しはにかみながらも「私くらいの世代の人間はステテコを履いているので暑さはあまり苦にならないですよ」とさらっと言われたので、すかさず「ステテコって何ですか?」と反射的に聞いてしまいました。
ステテコとは、ズボンの下に履くいわゆる「ズボン下」といわれるもので、膝の下くらいまでの長さの風通しの良いパンツです。

ステテコの効果

パンツの上にパンツを履くと余計にムレるのではないかと思いがちですが、実際に履いてみると不思議と快適なのです。夏は特にすぐに汗をかくので、スーツのズボンと足が汗で密着し、それが暑さを余計に助長するという不快感を与えるのですが、ステテコを履くとステテコが緩衝地帯となって密着することがなくなります。そのため、ズボンの中は快適な状態が保持されます。あとステテコは汗を吸収してくれるという利点もあります。しかも乾燥しやすい生地でできているので、吸収した汗もすぐに乾燥してくれるのです。なのでとても快適なのです。また、別のビジネスパートナーの方とこの話をしたところ、「お気に入りのスーツを長く履くためにステテコを履くようにしている」と仰られていました。これはよく行く近所のクリーング屋さんと話をしたときにも出てきましたが、スーツは汗でかなり痛みが早くなるそうなのです。確かに同じスーツを長い間着ていると、ローテーションで複数のスーツを回転させていたとしても、だんだん色褪せてきます。特におしりの部分と太ももの部分が最初に変色してくるのですが、これは最も汗をかく部分ですよね。そういった箇所の変色等の劣化もステテコをはくことで、そのスピードを遅くすることができるのです。

おすすめのステテコは?

最近はいろいろな種類のステテコが出ていますが、「コスト、快適さ、見た目」という3つの観点からおすすめできるのはユニクロのエアリズムというブランドのステテコパンツです。このステテコパンツは肌触りがとてもさらっとしていて、私は色は黒を選ぶのですが、色のバランスもスーツとの相性も良いです。休みの日は家の中ではステテコパンツで過ごすこともあります。さすがに外に出る時はズボンを履きますが、階下のゴミ置き場にゴミを捨てに行くくらいであれば見た目的にも耐えうる仕様になっています。

ステテコパンツを履き始めて、冒頭のビジネスパートナーの方とのエピソードでもあるようなな強い陽射しに対しても、車を運転している最中、以前より断然気にならなくなりました。あとは何といってもズボンの中の快適さでしょうか。あの独特のズボンが足にまとわりついて密着してくる感覚が全くないので、とても快適に過ごせています。またスーツの「持ち」が以前と比較にならないくらいに長持ちするようになりました。

昔の日本には生活の知恵から生まれた優れたモノがたくさんあったそうです。しかも日本人の体型や気候を加味して作られているわけですから、これを現代でもうまく活用して涼を得て快適な夏を過ごしましょう!

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