ぬか漬けを作ってみた

きっかけ

 日ごろヘルシーライフを標榜している私ですが、今回のぬか漬け作りのきっかけはたまたま材料がそろってしまったからというライトなものでした。
 実は以前から無農薬米を作っている知り合いの農家さんから玄米を購入していて、ときどき酵素玄米を作ったりしていたのですが、ちょうどお手頃な精米機が手に入り、さっそく精米!炊飯器で炊き上がったお米はとにかく絶品!!!だったのですが、予想以上に副産物の米ぬかさんが生まれてくるのですが、捨てるのも忍びないし、であれば、ぬか漬けでも作ってみようかな、という軽い気持ちで始めました。

作り方

 まず「ぬか床」を作るのですが、私自身、極力手間をかけずにやりたい性格なので、一般的には最初に「ぬか」をフライパンで炒って、とか書いていますが、私は基本的に炒りません。

ただ、精米後にできた「ぬか」はすぐに袋に入れて冷蔵庫で保管するようにしています。そしてなるべく1週間以内のものを使うようにしています(鮮度をある程度重視)。

では実際の手順です。

①材料を用意する

・米ぬか 上記鮮度のよいもの 500g
・水    600ml
・塩    100g
・赤唐辛子 3~4本
・捨て漬け用野菜 人参とかきゅうりとかのきれはし。詳細は後述しますが、2日おきに必要になります。

捨て漬け用野菜とは、ぬか床作りに必須のアイテムで米ぬかをほどよく熟成させる為に必要なアイテムです。使用方法は手順④を参照。
ちなみに、私は料理の際に出る切れ端とか、家庭菜園の中の育ちの良くない小さい野菜を使いました。

 

②材料を混ぜる
大き目のボールに、米ぬか、赤唐辛子、水、塩を投入し、全体がしっとりなるようにかき混ぜる

 

③ぬか床を容器へ
密閉容器(私は大き目のタッパを使っています)に②で作ったぬか床を入れます

 

④漬け用野菜投入
③で作ったぬか床に捨て漬け用の野菜を奥の方へ押し込む
※ぬか床は冷蔵庫にしまわず、室内においておきます。

 

⑤ぬか床をメンテナンス
朝夕1回ずつ底のほうからよくかき混ぜて表面をぺたぺたと叩いて平らにする(台所の見えやすい場所に置いておくとこの作業を忘れにくいです)。

 

⑥捨て漬け用野菜チェンジ(2日おき)
室内においたまま2日経過したら、捨て漬け用野菜を取り出し新しい捨て漬け用野菜を同じように漬け込む。

 

⑦、⑥の工程を2週間程度つづける
発酵が遅いと感じた場合はプレーンヨーグルトを大さじ1杯程度加えてかき混ぜると発酵が進みやすいです。

⑧、⑦を経てできたぬか床を冷蔵庫に保管
ここから先は好みの野菜を入れてぬか漬けを楽しみます。

 

⑨メンテナンス

ありがちですが、ついつい漬けたまま回収を忘れたりすとぬか床の表面に水たまりができたりします。が、ここで焦らず追加のぬかを投入し、塩も追加します。分量は手でこねながらねばり具合をみて決めています。唐辛子も忘れずに投入しましょう!たまにぬか床の入れ物内部の入り口付近に青かびが発生することがありますが、少々の量であれば拭き取って塩と唐辛子を投入して様子をみます。あと自分でぬか床表面をにおってみて判断します(原始的ですが結構精度が高い気がします)。

 

 

代表的なぬか漬け(ご参考)

きゅうり:

きれいに洗って皮をむかずにそのまま漬け込みます。漬けてから5~6時間でも食べれますが、私の場合はより濃い味を求めて2日くらい漬けることが多いです。

 

大根:

皮をむいて、10㎝くらいの長さのものを縦半分割にして漬けます。漬けて1日くらいおくと食べれます。これより早いと味が薄く、硬さが残ります。

 

なす:

きれいに洗って、へたの反対に十字の切り込みをいれて漬け込みます。こちらも1日は漬けておいた方が美味しく食べれると思います。

 

 

 

私にぬか漬けられた野菜たち

にんじん🥕:
自家農園で人参を作っていたのですが、種をはりきって蒔き、かつ間引きを怠ったため、ミニキャロットのような人参が大量発生してしまいました。そこで、収穫したミニキャロット(のような人参)をせっせと皮をむき、まとめて20本程度ぬか漬けにしました。

感想:美味!自家農園なので農薬を使わず、というかほぼ手入れせずにできたものですが、味が甘く、ぬか漬けにしてもなお甘さがあり、しかも1本が1口サイズなので、食前に1本食べていました。来年も是きやろっと!

 

しょうが:

これは最低でも1週間程度は漬け込んだ方が良いと思います。ただ、しっかり漬け込んだしょうがはこくがあり、そのままかじっても良いし、私は味噌汁に刻んでいれたりします。コクがでるからか、子供たちがいつもより美味しいといって食べてくれます。

 

 

 

この後の予定

にんにく:

現在実験中ですが、発酵黒にんにくのようなイメージで漬けていますが、どうなるかはまた続編でお伝えしますね。

 

 

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