ギックリ腰になった時は

突然ですがギックリ腰になりました。この時に整骨院にすぐに行ったのですが、その時に適切に処置して頂いたおかげで、今日はまだ2日目ですがかなり痛みも取れて普通に歩く事ができているので、何故ギックリ腰が起こるのか、そして有効な対処法について、整骨院の先生のアドバイスを基にシェアしたいと思います。

なぜギックリ腰が起きるのか?

私はもともと中学時代に鉄棒から落下して腰を強打して以来、腰があまり良くありませんでした。ギックリ腰は必要以上に腰に負荷がかかると、筋肉に炎症が発生します。それが痛みとなって体を休めさせることで、それ以上のダメージを体に与えないようにします。人間の防御本能といえます。負荷がかかると筋肉と骨で耐えようとします。筋肉がしっかりついていて、骨も歪みがない状態であれば多少の負荷がかかっても炎症は起きないのですが、運動不足等で筋肉が弱っていたり、骨が歪んでいるとちょっとした負荷がかかるだけで、ギックリ腰になってしまいます。私もそのメカニズムは理解していたので、腰と腹の筋肉はなるべく日々のルーティンに組み込む形で鍛えるようにしていました。ちなみに前回のギックリ腰は数年前なのでしばらく腰痛と無縁の生活だったわけです。そこで過信があったのかもしれません。プランター(重さ3キロ程度)を移動させようと、持ち上げた瞬間にギックリ腰になりました。感覚としてはプラスチックの棒が折れた時に元に戻らなくなったような感じでしょうか。説明が難しいのですが、とにかく背骨に1本ある芯が折れて、元に戻らない感覚といいますか。その場で四つん這いになり、かろうじて立ち上がってベランダから部屋に戻る事ができたのですが、部屋に入ったところで突っ伏してしまいました。整骨院の先生に言わせると、膝を伸ばしたままかがんで物を取ったりする時は腰にかなりの負荷がかかるそうです。なので、物を拾う時は必ずかがむ、面倒でもかがむ、これが鉄則です。

ギックリ腰は2パターンある

整骨院の先生いわく、ギックリ腰には大きく分けて2パターンがあり、①骨がずれる場合②筋肉を痛める場合の2つがあるとの事です。ちなみに②の場合は患部に触るだけでかなりの痛みが走るらしく、マッサージを受けるどころではないとの事で、そこが1つの見極めポイントになるそうです。ちなみに、私の場合は患部に触ってもそこまで痛みがなくどちらかというと前屈したり横に体を倒した時に強い痛みが走るという感じでした。ギックリ腰発生当日は、痛みでほぼ前屈や後屈もできない状態でした。そこで骨がずれた所を整骨院の先生から力をかけてもらって矯正するという処置をしてもらいました。

ギックリ腰発生時(当日)は温めるのは禁物!

これは私も勘違いしていた所なのですが、これまで腰痛は温めて直すという認識でいました。しかし専門家に言わせると、ギックリ腰発生時(特に初期段階)は筋肉が炎症を起こして熱を持っているため、冷やさなければならないとの事です。なので診療初日は、その場で湿布を貼って頂きました。その上でコルセットで固定して頂きました。コルセットは無料で貸して頂けました(感謝)。ちなみに炎症がおさまったあとは、温めてあげると回復が早いそうです。先生からは初日は風呂につからずシャワーだけにしてくださいと言われました。寝る時はアイスノンを患部にあてて寝るようにしました。

ギックリ腰になったらソファは厳禁!

ギックリ腰発生初日は先生から「可能な限り今日は横になってください。そして腰を曲げる動作は絶対にしないでください」と言われました。そして「ソファに座るのは絶対止めてください。座る時は極力、正座してください」また、横になる時は痛い方(私の場合は腰の右側を痛めていました)を上にして、痛くない方を床側にして横になってくださいと言われました。

ギックリ腰予防のために

普段筋トレをしていたので、今回は蓄積した腰痛への疲労と骨の歪みがあったと分析しています。ギックリ腰になる数日前から連日、ソファで足をつけない状態でノートPCを操作したり、車の中で無理な体勢で長時間読書したりしていたので、そういったところで疲労が自分の予想以上に蓄積し、骨が歪んでいたのだと思います。一番心がけるべきは骨の歪みに気をつける。そのために、一日のうちに正座を数回ルーティンの中に組み込み、正しい背骨の型を体に染み込ませることです。この型を一度体が覚えると、背骨が歪んでいることを認識できますし、そこですぐにストレッチ等をして負の蓄積を防ぐことができます。

まとめ

①すぐに専門家の診察を受ける

②そこで処置を受け、指示に従う(筋肉の炎症は初日は患部冷却が効果がある)

③特に初日は極力横になって過ごす。最初(初日)が肝心です。ソファで寝転ぶのは厳禁。背骨が曲がる状態をつくらない。

④コルセットで固定する

⑤初日は風呂に入らずシャワーで済ます

⑥普段から腰への疲労蓄積を気をつける(知らず知らずに蓄積しています)

 

 

 

 

 

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